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2012年7月21日 (土曜日)

いろいろ終わった

5月、6月は更新しないまま、7月も半ばが過ぎてしまった。
まま、いろいろあったのですが・・・・
 
 
 

・漢字のお勉強をしていました
 
 娘が漢字検定で2級に合格し、今年は1年かけて準1級合格を目指すという。
「じゃあ、俺も一緒に勉強してやろうか」
と、ついうっかり口を滑らせてしまい、とりあえず教本を見せろと娘から見せてもらうと、
「・・・(これは難しい)・・・・」

 一朝一夕には歯が立ちそうにない。さりとて娘とおんなじ受験勉強をするというのも面白くない。
 もっと大括りに「漢字」というものそのものを勉強しないといかんのではないだろうか。
 字の意味や読み方とかの起源とか、成り立ちとか分かっておくと役立つのではないかと勝手に思い、こーんなものを4月から見ておりました。
 6月には15日連続集中放送があり、一気に終わらせました。
 ということで、
 
 
93.アジアと漢字文化 宮本徹・大西克也

 講義用のテキストなので、読書に入れていいか、とも思うけど、まあ入れときましょ。
 漢字の成り立ちから発展していく歴史、日本はもちろん朝鮮半島、ベトナムまでにおよぶアジアの漢字文化圏への広がりと現在までのトピックが幅広く語られております。いやー、面白いわー。
 講義の前半では、中国の歴史も一緒に勉強することになる。そして、ついに、甲骨文字が読めるようになった、というのは錯覚。でも、甲骨文字→金文→篆書→隷書→草書→行書→楷書→活字体という字体の変遷とか、ベトナムでも漢字を使っていて独自に字を創っていた(日本の国字みたいなものかな)りしたが、現在は全く使われなくなった経緯とか、全然知らなかったことが分かって、無茶苦茶面白かった。講義最終回は5人の担当講師が勢揃いしてまとめをしていく豪華プログラムとなっていて壮観。全15回、DVD録画しちゃった。
 テキストは、講義を見る前に読み終えておくと、講義はしゃべる順番はともかくほぼテキストの内容をトレースするので、頭に入りやすい。
 
 
94.図説 漢字の歴史 普及版 阿辻哲次

 上記テキストの参考文献の一番最初に掲げてある本。漢字の歴史に関する講義前半の副読本にと、図書館から借りた。
 図説というだけに写真が多数掲載されている。甲骨文字発見の経緯とか、現代中国での簡体字の進展まで詳細解説。
 巻末の漢字歴史年表が理解にとても役立つと思う。
 
 
95.部首のはなし 阿辻哲次
96.部首のはなし2 阿辻哲次
99.漢字のベクトル 阿辻哲次

 95.96.は、漢字部首の勉強もしようと、94.と一緒に借りたら、たまたま同じ著者だった。
 漢字研究の専門誌に掲載されたコラム集。各章とも、テーマとする一つの部首について、成り立ち、意味、字書で当該部首に含まれる漢字の解説を、時節の話題にからめて紹介するスタイル。
 コラムの「落とし方」については好みが分かれると思う(戦後日本の漢字簡略化政策が、人々に漢字の本義や成り立ちの理解を困難にした、とご立腹なところが端々に現れます)が、部首の理解を目的とすると非常に分かりやすい良書。
 99.は、同著者の前3冊が役に立ったので、返却の際に代わりに借りて来た。短編集。
 アルファベットにはない漢字の表意機能はメリットである、というのは同意ですな。
 「武」と言う文字は「戈」(ほこ)と「止」による会意文字とされているが、こちらの話が元で「戈(=戦)を止める」の意味が広がってしまったが、本当は、「止」はもともとアシ「足」の象形字で、あるく、すすめることを意味した字なので(「歩」にも「止」が付いてますね。「進」のシンニュウは道を表すギョウニンベンと「止」を一緒にした字です)、素直に「戈(=戦)をすすめる」というのが本義だ、という解説も納得。
 古代の漢字教育についての箇所は、講義の副読本になりました。
 
 
97.中国古代漢字学の第一歩 古文字学入門 李 学勤
98.漢字字源辞典 山田勝美・遠藤英幸

 97.は甲骨文字の発掘、解読の歴史、解読方法その他を書いていたが、読了せず返却。
 98.は本当に辞典なので読むものではないから読了などしようがない。元の字形を歴史的に遡れるだけ遡ってそのままの形で掲載されており、原義を理解するのに役立つ。字音(どう発音するか)の変遷についても記載されていて形声も理解できる。
 
 
100.和の暮らしを読み解く難読漢字 藁谷久三(監修)、松岡大悟(編)

 で、このままでは面白がっているだけで、漢字検定には受かりそうも無いことに気がついた。難しいよみがなの問題があるようなので、その辺が勉強できそうな本のなかで、やっぱり面白そうなのを借りて来たのがこれ。日本人の生活、文化、風習に関する漢字だから、日本人なら知ってないといかんだろう、という気にさせられてしまう内容。
 全問書き取って、読めなかった字にふりがなをふって覚えたつもりだったのだが、今やったら、ふりがなふらなかった文字読めるかなぁ。またしばしば読み返さないと。

 というわけで、漢字に関連する本を読んだりしておった訳です。
 
 さて、他に終わったものは、後ほど・・・・
 

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